とここと AI先生OBSIDIAN × CLAUDE CODE
2026-08 版
とここと株式会社 — SETUP MANUAL FOR OBSIDIAN & CLAUDE CODE

自分の一年ぶんの記録を、AIの長期記憶にする
Mac も Windows も、貼って Enter を押すだけ。

このマニュアルは、Slack・Google Meet・Gmail・Google カレンダー・Claude に散らばっている自分の一次情報を、 Obsidian という1つのフォルダに集め、毎日ひとりでに増えていく状態まで作るための手順書です。
むずかしい設定はしません。黒い枠をコピーして、Claude Code のチャット欄に貼って Enter — 基本はそれだけで進みます。

9ステップひとつずつ潰す
2OSMac / Windows 両対応
5経路Slack・Meet・Gmail・暦・Claude
約3時間手を動かす時間の合計
0書くプログラム
💡点線のついた言葉は押すと意味が出ます。用語が分からなくても止まらないように作ってあります。
01

これから作るもの

やることは1本の線でつながっています。散らばった一次情報を集めて、1つの箱に入れて、消えないように守って、見られるようにする。 10のステップは全部この線の上にあります。

1. 一次情報のある場所 2. 取り込む 3. 貯める 4. 守る 5. 見る Slack(複数ワークスペース) Google Meet の書き起こし Gmail(複数アカウント) Google カレンダー Claude との会話(claude.ai) Claude Code (Codex でも同じ) 読む・変換する・書く 毎日ひとりでに動く Obsidian Vault ただのフォルダ+テキスト meetings/ 会議の記録 slack/ チャットの要点 mail/ calendar/ chats/ Git / GitHub 履歴が全部残る 消しても戻せる 自分の ページ Cloudflare 毎朝ここが自動で回る(ステップ05) 最初の1回だけ「過去ぶん」をまとめて入れる(ステップ04)→ あとは毎日ひとりでに増える
図:一次情報 → 取り込み → 長期記憶 → バックアップ → 閲覧。ステップ01〜08はこの図を左から右へ進み、09からは真ん中の輪を毎日回します。
02

10のステップ・5つの章

上から順にやれば必ず終わります。1日で全部やる必要はありません。 ステップ04(過去分の取り込み)は待ち時間が長いので、そこで一度区切るのがおすすめです。 「準備 → 材料 → 自動化 → 守る → 運用」の5つの章で進みます。 章が変わるところが、区切りどころです。

進み具合 0 / 10

チェックはこの端末のこのブラウザの中だけに残ります。閉じても、翌日開き直しても消えません。 ログインの仕組みは無いので、別のパソコンやスマホとは共有されません。 シークレットウィンドウで見ている場合と、ブラウザの履歴・サイトデータを消した場合だけ、ゼロに戻ります。

かかるお金

Claude の有料プランだけが必須で、あとは無料枠で始められます。 上限が来る場所と、払うかどうかの判断は、その道具のページに書いてあります(あちこち探さなくて済むように)。

道具無料で足りるか払うといくら判断はどこに
Claude必須(有料)月20ドル〜 無料プランでは Claude Code も Chrome 拡張も使えません。ステップ01
GitHub当面いける月4ドル 容量から先に埋まります。ステップ06 の 05にあみだくじつき
Cloudflareたぶんずっと月5ドル ほぼ気にしなくて大丈夫。ステップ07 の 05
PLAUDすぐ切れるPro 無料は月300分=1時間の会議が5本。ステップ03 の 05
名刺アプリアプリ次第月0〜400円 myBridge は無料、Eight は書き出しが有料。ステップ03 の 06

設定が終わったあとに開くページ

10ステップは環境を作るまでの話です。作ったあと、毎日どう使うかは プロンプト集にまとめました。朝いちの1枚まとめ、AIからの質問への答え方、 議事録づくり、探しもの、バックアップ——コピーして貼るだけのものを70本。ブックマークしておいてください。

プロンプト集を見る
カテゴリ13・検索つき。スマホからも開けます
毎日

2日に分けるなら

いつやること中身手を動かす時間
1日目 前半ステップ 01 → 03Claude Code と Obsidian を入れて、取り込み元をつなぐ約1時間5分
1日目 後半ステップ 04 を申し込むエクスポートを申し込んで、届くまで待つ(Google は数十分〜数時間)約15分+待ち
2日目 前半ステップ 04 を仕上げ → 05届いたファイルを取り込み、毎日の自動処理を仕掛ける約50分
2日目 後半ステップ 06 → 08バックアップ・公開・セキュリティの確認(お金の話もここ)約60分
3日目以降ステップ 09 → 10毎朝の質問に答えはじめる。ひと通り終わったら再確認テストで危ない線を確かめる毎日3分+10分
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いまどこまで終わっているか、AIに聞く

設定が一通り終わったら、あるいは「自分がどこまでやったか分からなくなった」ときに、これを貼ってください。 Claude Code が自分の環境を調べて、9つの段階それぞれがどうなっているかを、ふだんの言葉で報告してくれます。 途中から読み始めた人でも、これ1つで現在地が分かります。

このページのチェックはあなたが押した記録ですが、こちらはパソコンの実際の状態を見にいきます。 「押し忘れていただけで、実はもう終わっていた」もよくあります。
PROMPT 00いまの状態をぜんぶ調べて、やさしく報告してもらう
このパソコンのAI環境が、いまどこまで出来上がっているかを調べて、
パソコンに詳しくない人にも分かる言葉で報告してください。

【いちばん大事なお願い】
- 専門用語を使わないでください。どうしても必要なときは、すぐ後ろに
  かっこ書きで「=〜のこと」と、ふだんの言葉で言い換えてください。
- 英語のエラー文をそのまま貼らないでください。
  「いま何が起きているのか」を日本語の一文にしてください。
- コマンドやファイルの中身は見せないでください。結果だけで結構です。
- 全体で画面3つぶんくらいに収めてください。長いと読みません。

【調べること】次の9つが、いまどうなっているかを確かめてください。
 1. AIが使える状態になっているか
 2. 記録をためる箱(Obsidian の保管庫)ができているか
 3. 取り込み元(Slack・会議の記録・メール・予定表・Claudeとの会話)がつながっているか
 4. 過去の分が取り込まれているか。いつからいつまでが入っているか
 5. 毎朝の自動処理が登録されていて、実際に動いているか
 6. 中身が消えないように控え(バックアップ)が取れているか
 7. 自分用のページが公開されているか
 8. 安全のための決めごとが書かれているか
 9. AIからの質問がたまっていないか

【報告のしかた】この見出しの順で書いてください。

◆ ひとことで言うと
  いまの状態を2〜3行で。だいたい出来ているのか、まだこれからなのか。

◆ 9つの進み具合
  表にしてください。列は次の4つだけにしてください。
  | 段階 | いまどうなっているか | 状態 | ひとことで言うと |
  「状態」の欄は、次の4つの言葉だけを使ってください。記号や英語は使わないでください。
    できている / 途中まで / まだ / 確かめられなかった

◆ いま持っている記録の量
  ・会議の記録:◯件(◯月◯日〜◯月◯日)
  ・メール:◯件 ・チャット:◯件 ・予定:◯件 ・その他:◯件
  のように、数と期間だけを並べてください。中身は見せないでください。

◆ 毎朝ちゃんと動いていますか
  直近7日のうち何日動いたかを書いてください。
  動かなかった日があれば、その日付と、考えられる理由を
  「パソコンが眠っていたようです」のようなふだんの言葉で書いてください。

◆ 気をつけたほうがいいこと
  危なそうなことがあれば、多くても3つまで。
  (例:控えが取れていない/置き場所がクラウドの同期フォルダの中にある/
    人に見られては困るものが公開されている)
  無ければ「いまのところありません」と書いてください。

◆ 次にやるといいこと
  ひとつだけ選んでください。あれもこれもと並べないでください。
  「とここと AI先生のどのページを見ればいいか」と「何分くらいで終わりそうか」も添えてください。
  ぜんぶ終わっていれば「とくにありません。このまま使ってください」と書いてください。

【やらないこと】
- 勝手に直さないでください。今回は見るだけです。
- 分からないことを、それらしく埋めないでください。
  調べられなかったものは正直に「確かめられなかった」と書いてください。
- 私を責めるような書き方はしないでください。できていないことは、
  ただ事実として書いてください。
使いどころ:設定が終わったとき/久しぶりに開いたとき/うまく動いていない気がするとき。何度やっても壊れません(見るだけです)。
貼る場所:Claude Code の Code タブで ai-vault を開いた状態のチャット欄。

時間がないときは、こちらだけでも

PROMPT 00-S3行で今の状態を教えてもらう
いまのAI環境の状態を、3行だけで教えてください。専門用語は使わないでください。

1行目: だいたい出来ているか、まだこれからか
2行目: いちばん気になっているところ(無ければ「とくになし」)
3行目: 次にやるといいこと、ひとつだけ

調べるのは、記録の箱・取り込み・毎朝の自動処理・控え の4点だけで結構です。
確かめられなかったことは「分かりませんでした」と書いてください。
勝手に直さないでください。
朝いちの30秒の確認に。毎週月曜にこれだけやる、くらいの付き合い方がちょうどいいです。
04

はじめる前に用意するもの

全部そろっていなくても始められます。足りないものは、そのステップの中で作ります。

用意するもの必須?補足使うステップ
Claude の有料プラン必須Pro / Max / Team / Enterprise のいずれか。無料プランでは Claude Code が使えません。会社がチームプランでも、容量は一人ひとりに付いています。01
Mac または Windows必須macOS 13 以降/Windows 10(1809)以降。メモリ4GB以上。01
Google アカウント必須複数あるなら全部。仕事用と個人用が分かれていても大丈夫です。03・04
Slack のアカウント任意複数ワークスペースに入っている場合は、その一覧をメモしておくと早いです。03・04
GitHub アカウント任意無料でよい。ステップ06 の中で作ります。06
Cloudflare アカウント任意無料でよい。ステップ07 の中で作ります。07
空き容量 10GB 程度推奨エクスポートしたファイルを一時的に置くため。取り込みが終われば消せます。04
そろっていないものがあっても大丈夫です。足りないものは、それが必要になるステップの中で作ります。 いま用意しないといけないのは、いちばん上の2つだけです。

Claude Code じゃなくて Codex を使っている人へ

🔁 このマニュアルのプロンプトは、Codex にそのまま貼っても動きます。 違うのは、ルール帳のファイル名(CLAUDE.md ではなく AGENTS.md)と、 自動で進ませる設定の場所(~/.codex/config.toml)だけです。 各ステップの下に「Codex の場合」を付けてあります。両方置いておけば、どちらのAIを使っても同じように動きます。
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この手順の前提(2026-08-19 の打合せで決めたこと)

迷いやすいところは、先に方針が決まっています。ここに書いていないことは、あとから決めれば十分です。

ここに書いていないことは、使いながら決めれば十分です。先に全部決めようとすると、たいてい始まりません。

設定はデフォルトのままでいい

マスター設計・番号のルール・テンプレートは、先に用意しません。まずデータを入れることだけに集中します。ルールは使いながら決まります。

個人の Obsidian は各自の自由

自分のAIが使いやすい形でかまいません。会社全体で揃える必要があるもの(番号のマスター管理など)は、会社側の Obsidian で持ちます。

まず今年度ぶん、余裕があれば1年

範囲は 1月以降を最低ライン、遡れるなら昨年秋(補助金申請のころ)まで。全部を完璧に集めようとして止まる方が損です。

会社へ同期する前に、私物が混ざっていないか見る

個人の Vault には私用のメールやDMも入ります。会社側へ出すときは、そのまま流さず一度確認します。